認知症の治療について

認知症の治療について

アルツハイマー型認知症は、記憶力や判断力の低下により日常生活にさまざまな問題が起きてくる病気です。現在、アルツハイマー型認知症を元の状態に戻す治療法はありません。ですからアルツハイマー型認知症の治療はご本人が快適に暮らせるよう、またご家族や介護者の負担を軽くすることが治療の目的となります。
主な治療には、ご本人の感情や興味を刺激し心の安全をはかる『非薬物療法』と、アルツハイマー型認知症のお薬による『薬物療法』があります。

認知症の治療について

非薬物療法

ご本人が今出来ること、興味を持っていることを活かし快適な環境づくりを心掛けます。過去に慣れ親しんだ歌や玩具、道具などを利用し、人生を振り返ることでご本人の自己認識の回復をはかる『回想法』など、さまざまな療法があります。ご家族や友人とのコミュニケーションやデイサービス、グループホームでのおしゃべり、ゲームなども頭と心を活性化するための大切な刺激となります。

認知症の薬物治療

アルツハイマー型認知症により失われた記憶や機能を回復させ、病気を完全に治すお薬はまだありません。症状の進行を遅らせるお薬、不安、妄想、不眠などの症状を抑えるためのお薬による治療が中心となります。
進行を遅らせることでご家族と一緒に過ごす時間を長くすることができ、またご家族、介護者の負担を軽くすることにもつながります。

認知症の薬物治療