病院に行く前に知っておきたいことアレコレ

Q. 医師の診断が必要なの?

認知症の症状がみられる場合でも、その原因やタイプによって、その後の生活上の注意点や治療方法も変わってきますので、その見極めのために医師の診断が大切です。
何かの病気が原因で認知症の症状がみられるのであれば、その病気の治療が必要となります。

Q.何科に行けばいいの?

一般的には神経内科、精神科、心療内科、脳外科、あるいは、「もの忘れ外来」というような専門外来で診てもらえます。
何科を受診したらよいか迷ったときは、ふだんから診ていただいているかかりつけ医に相談して、紹介してもらってもよいでしょう。
また、地域の保健所の高齢者相談などで相談するのも良い方法です。

Q.どのようにして検査するの?

一般的には、医師と対面して問診で診断します。
そのほか、記憶や認知機能の程度を調べる検査や、脳の状態を視る画像検査が行われることもあります。

【認知機能検査】
日時や物の形の認識、簡単な計算、数分前に見た物の記憶などを調べる検査です。

【画像検査】
CTやMRIなどで脳の萎縮、梗塞や出血の有無などをみる検査です。
また、他の病気が原因の場合と鑑別するため、血液検査や心電図検査などの一般的な身体検査や、運動機能や神経の働きを調べる神経学的検査が行われることもあります。

受診するときの家族の心構え

医師の診断には、ふだんの本人の様子を知っている家族の話が役立ちます。
付き添う家族は、右ページにまとめたことがらをあらかじめ紙や手帳に書いて整理しておくとよいでしょう。これらは、認知症の原因や進行を診断するときの参考になります。

【受診に先だって整理しておきたい項目】
  • もの忘れは、日常生活に支障をきたすほどのものか
  • 最初の異変は、いつとはなしに出てきたのか、突然に出てきたのか
  • この半年の間に症状は進行したか
  • 本人のこれまでの病気や服用中のお薬について