血管性認知症とは

血管性認知症とは

脳梗塞や脳出血などによって発症する認知症です。脳の場所や障害の程度によって、症状が異なります。そのため、できることとできないことが比較的はっきりとわかれていることが多いです。手足の麻痺などの神経症状が起きることもあります。

原因

脳の血管が詰まる「脳梗塞」や血管が破れる「脳出血」など脳血管に障害が起きると、その周りの神経細胞がダメージを受けます。脳の画像を見ると、障害の跡がわかります。

脳の様子 脳梗塞や脳出血がみられる。

脳出血や脳梗塞の後、急激に発症し、その後も脳出血や脳梗塞にともない症状が階段状に進行していきます。画像を拡大する

主な症状

認知機能障害

認知機能障害

障害される能力と残っている能力があります(まだら認知症)。判断力や記憶は比較的保たれています。「せん妄」が起きで突然認知機能が悪化することがあります。

BPSD(行動・心理症状)

意欲や自発性がなくなったり落ち込んだりすることがあります。感情の起伏が激しくなり、些細なきっかけで泣いたり興奮することがあります。

身体面の症状

脳血管障害によって、手足に麻痺や感覚の障害など神経症状が現れることがあります。ダメージを受けた場所によっては言語障害などが出る場合もあります。

身体面の症状

ご家族の対応のポイント

規則正しい生活習慣を

規則正しい生活習慣を

意欲がなくなって、日中の活動が少なくなると、不眠や昼夜逆転の原因になります。今までの規則正しい生活習慣をできるだけ崩さないように、日課表などを作って無理のないものから徐々に活動を増やしていきましょう。

ポイント
  • 本人が無理しなくても楽しめることから始める。
  • いろいろな誘い方をしたり、誘う人を替えてみる。
  • 介護保険のデイケアサービスなどを利用する。
  • リハビリテーションが大切。