認知症と診断されたら1

病気の初期のうちに将来にソナエる
〜何もできなくなるわけではありません〜

認知症は進行性の疾患です

認知症は発病から徐々に症状が進行していく進行性の疾患です。認知症になったからといってすぐに何もできなくなるというわけではなく、発病初期であれば図1のように意思能力が保たれ、自分でものごとを判断することができます。また、適切な支援を行うことで症状の悪化を抑制できる可能性(図2)も示されています。

新宿ヒロクリニック 英 裕雄 先生講演資料「シニアライフ大学第2回『認知症になってもその人らしく過ごすために』」(2014年2月13日開催)より KD

認知症であらわれる症状

認知症であらわれる症状には記憶の障害や、日時や場所がわからなくなる見当識の障害、ものごとをやりとおすことが難しくなる実行機能の障害などの中核症状と、中核症状に付随して起きる睡眠の障害や幻覚、妄想、徘徊、抑うつ状態などのBPSD(認知症に伴う行動と心理面での症状)があります。

薬物治療で進行を遅らせる

認知症の進行抑制の効果が認められているもののなかには、抗認知症薬による治療があります。
治療に積極的に取り組むことで、自分で判断し、意思を示せる貴重な時間を少しでも長くすることができます。症状を軽減し、ご家族、介護者の負担を軽くすることにもつながります。

周囲の対応と環境で症状軽減も

認知症の症状のうちBPSDは、本人の性格や環境、人間関係などによって症状の程度が大きく変わってくることが知られています。
周囲の対応の仕方や環境の改善で、症状があらわれるのを防いだり、軽減できることができます。

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