関心を別のものに向かわせましょう
「おやつを食べてから探しませんか」など、患者さんの関心や話題を別のものに向かわせ、一呼吸おくと忘れてしまうことがあります。
丁寧に聞いてみましょう
否定したり、怒ったりせず、患者さんの訴えを丁寧に聞きましょう。訴えを否定すると「自分のことを信用しない。やはり犯人は家族の誰かだ!」ということになるかもしれません。共感したり、うなずくなどの態度が患者さんを安心させます。
「物盗られ妄想」は、一番熱心に介護している人に対して向きます。
患者さんと介護者との関係が悪化している場合は、サービスを利用するなど物理的に離れる時間を作ることも必要です。