介護の心得
更新日:2021/12/08
記事監修
八千代病院神経内科部長/愛知県認知症疾患医療センター長
川畑 信也 先生
安心感が大切

ご本人の好きな音楽をかけたり、興味を持っているものを身近に置くなど、不安な気持ちを和らげましょう。一緒にお茶を飲んだり、話を聞いたりする時間を持つことで気分が落ち着き安心感が得られます。
否定しない

間違ったことを言っても、大きな支障がなければ否定してはいけません。否定的な言葉や態度は、ご本人が不安になるばかりでなく、介護者に不信感を抱く原因になります。
ペースを合わせる

介護にあせりは禁物です。
せかさずゆっくり見守ることが大切です。
出来ることを、出来るだけ

ご本人の出来ることを見つけ手伝ってもらいましょう。小さなことでも役割をつくることで自信がつき気分が安定します。
介護者が心に余裕を持つことはとても大切です。
抱え込まずリフレッシュを心がけることは、これからの質の高い介護にもつながります。
- 介護する方にも、ご自分の時間を持つなどの息抜きが必要です。
- 話を聴いてくれるなど、心を許せる人を作りましょう。
- 環境の変化や感情を受け入れるよう心がけましょう。
- 一人で抱え込まずに、早い段階で福祉・介護サービスを利用しましょう。